ゴルフの距離計の使い方は?初めて使う日の流れを場面別に解説
「距離計を手に入れたものの、ラウンド当日にどんな順番で何をすればいいのか分からず、ポケットの中で持て余してしまいそう!」と感じていませんか。
電源を入れる場面から片付けまで、場面ごとにやることが変わるので、全部を一度に覚えようとすると、不安になってしまうのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、ゴルフの距離計の使い方は、準備・ティーグラウンド・セカンド・グリーン周り・片付けという当日の流れに沿って、場面ごとに「何を測るか」を決めておくと、初めてでも落ち着いて使いやすくなります。
この記事は、ゴルフ用のレーザー距離計を販売しているU-CADDYの編集部が書いています。
自社の商品に触れるのは最後の1か所だけにして、そこまでは一般的な使い方と、R&Aのゴルフ規則だけでまとめました。
なお、距離計は「測定器」「計測器」と呼ばれることもあり、ゴルフ場で距離測定器や計測器の使い方を探している方にも、そのままお読みいただけます。
この記事では、
- 準備では、電池・モード・単位を確かめ、競技会では使ってよいかも事前に確認する
- コースでは、打つ前・旗に合わせる場面・グリーン周りで、測る対象を使い分ける
- 片付けでは、決めた置き場所に戻して拭き、気になる場面は詳しい記事で確かめる
上記の3つを、順番にお伝えしていきます!
まずは、ラウンド前の準備から、一緒に見ていきましょう!

準備はラウンド前の電池とモードの確認

参考: R&A ゴルフ規則 規則4.3a
距離計の使い方は、コースに出てからではなく、ラウンドの前日から始まっています!
スタート前にあわてないために、電池と電源、モード、表示の単位を、家のなかで確かめておきましょう。
初めてなら、ゴルフの練習場へレーザー距離計を持ち込んで、構えてボタンを押す動きだけ試しておくと安心ですが、持ち込めるかどうかは施設の決まりに従い、ほかの打席の人にレーザーを向けないよう気をつけてください。
電池と電源の確認を前日に済ませる
前日のうちに、ボタンを押して画面が出るかを確かめておくのが、電池式でも充電式でも変わらない基本です。
電池式なら予備の電池をバッグに入れ、充電式なら出発前に充電しておくと、当日の慌てがぐっと減ります。
電池式と充電式の違いや、ラウンド中に切れたときの対処については、ゴルフの距離計の電池|電池式と充電式の違いと切れたときの対処で詳しくお伝えしています。
モードと単位を最初に確かめる
電源を入れたら、いま選ばれているモードと、距離の表示単位を、真っ先に見ておきましょう!
距離計には、ふつうの距離だけを出すモードのほかに、高低差を加味した数字を出すモードを備えた機種もあります。
R&Aのゴルフ規則では、距離測定器で距離や方向の情報を得ることは認められていますが、高低差を測ることは認められていません(規則4.3a。出典: R&A ゴルフ規則 規則4)。

さらに、大会の主催者である委員会は、距離測定器の使用を禁止するローカルルールを定められます。
競技会に出る日は、使ってよいかどうかと、高低差のモードをどう扱うかを、大会の案内で事前に確かめてください。
表示の単位は、ヤードなのかメートルなのかを確かめて、杭やナビと同じ単位にそろえておくと、ラウンド中に頭の中で換算する手間が減ります。
モードの名前や切り替え方は機種によって違うので、説明書で確かめておくと、当日迷いません。
ティーグラウンドでは打つ前に測っておく

ティーグラウンドに立ったら、ショットの前に、狙う場所までの距離をまず測っておきましょう。
旗が見えるホールなら、旗に向けて構えて、出た数字を使う番手と一緒に覚えておきます。
旗が見えないホールでは、狙いたい場所や避けたいバンカー・池の縁など、光が確実に当たる場所に合わせて測ります。
打つ前に測った数字は、あとで自分の飛距離を知る手がかりにもなります!
ボールの落ちた場所まで歩いたら、そこから改めてピンまでを測って、打つ前の数字との差を出せば、そのショットで進んだ距離の目安になります。
ただし、打った方向とピンの方向がずれていると、差は実際の距離より短く出てしまうので、まっすぐ飛んだショットで試すのがコツです。
飛距離の測り方や記録のしかたは、ゴルフの飛距離を計測する方法|番手別の測り方と記録・中央値のコツで詳しくお伝えしています。
セカンド地点では旗の布に合わせて測る

セカンドショットは、旗までの距離がそのまま番手選びにつながるので、距離計がいちばん役に立つ場面です!
ここでは、構え方と旗への合わせ方の基本だけを、短くお伝えします。
両肘を体につけて構え数字を読み取る
距離計は、片手で持つより、両手で持って両肘を体につけたほうが揺れにくく、数字が安定します。
息を整えてボタンをそっと押し、表示が出るまで構えを保ってください。
数字が出たら、そのまま信じ込まずに、いまの位置からの見当と照らして、大きく違っていないかを確かめましょう。
単位がヤードかメートルかを、数字の横でちらっと見る習慣も、あわせてつけておくと安心です。
旗の布に合わせて迷ったら測り直す
ゴルフの距離計をどこに合わせるかの基本は、旗の布か、ポールの中ほどで、カップを狙う必要はありません。
細いポールは光が横をすり抜けて、奥の林までの距離が出ることがあるので、まずは面積の大きい旗の布から試すと当てやすくなります。
数字が見当と大きく違うときは、手前の木や奥の林を拾った可能性があるので、遠慮なく測り直して構いません!
狙う位置の考え方や、ピンサーチ機能の使い方、測り直しの判断は、ゴルフのレーザー距離計はどこに合わせる?狙う位置と測り直しの判断で詳しくお伝えしています。
グリーン周りは奥行きとピン位置で選ぶ

グリーンの近くでは、ピンまでの距離だけでなく、グリーンの手前の端と奥の端までの距離も測っておくと、狙いが決めやすくなるでしょう。
グリーンの奥行きはホールごとに違うので、同じ残りの距離でも、ピンが手前なのか奥なのかによって、実際に打つ距離は変わります。
手前にバンカーや池があるホールでは中心寄り、奥が崖や林になっているホールでは手前寄りで考えると、番手も決めやすいはずです!
杭やナビの数字と距離計の数字が少し違うのは、杭やナビはグリーンの手前や中心まで、距離計は旗までというように、基準点が違うからで、決して不思議なことではありません。
ヤードの測り方や、ピン位置の見方については、ゴルフのヤードを測る方法|杭・表示・距離計の使い分けと換算の目安で詳しくお伝えしています。
片付けは拭いて置き場所に戻すまで

使い終えた距離計は、そのたびに決めた置き場所へ戻すのが、ラウンド中の基本です!
ゴルフのレーザー距離計の携帯方法は、ベルト、ポケット、カートのバッグまわりなど、いちばん取り出しやすい場所を1か所だけ決めておくと、手が覚えて置き忘れが減ります。
ストラップで体につないでおけば、落としたり、置いたまま離れたりする心配も減らせます。
雨の日や汗をかいた日は、ポケットの内側に入れたり、手や本体を拭いたりして、湿気から守りましょう。
ラウンドが終わったら、ロッカーに戻る前に持ち物を確かめ、帰宅後は充電式なら充電を、電池式なら予備の残りを確認しておくと、次の準備がぐっと楽になります。
持ち歩く場所の選び方や、紛失を防ぐ工夫は、ゴルフの距離計は腰につける?ポケット・カートの置き場所と紛失対策で詳しくお伝えしています。
まとめ:場面ごとに測る対象を決めよう
ここまで、ゴルフの距離計の使い方を、初めて使う日の流れに沿って、準備から片付けまでお伝えしてきました。
- 準備では、電池・モード・単位を確かめ、競技会では使ってよいかも事前に確認する
- コースでは、打つ前・旗に合わせる場面・グリーン周りで、測る対象を使い分ける
- 片付けでは、決めた置き場所に戻して拭き、気になる場面は詳しい記事で確かめる
全部を一度に覚えようとしなくても、場面ごとに「何を測るか」を決めておけば、距離計はラウンド中の迷いを減らしてくれます。
流れが頭に入れば、きっと次のラウンドでは、構えもボタンの押し方も落ち着いてできるはずです。
まずは次のラウンドの前日に、電池とモードと単位を確かめるところから、始めてみましょう!
気になる場面が見つかったら、それぞれの詳しい記事で、じっくり確かめてみてください。
最後に、補足を1つだけ。
ここまでの使い方の流れを試したうえで、距離計を探している方にとっては、U-CADDYのレーザー距離計 POCKET PRO(Amazonの商品ページ)も選択肢の1つです。ヤード専用設計で、商品ページには、ピンの背景に照準を合わせてからピン方向へなぞるように動かし、ピンに焦点が合うと2回のバイブレーションで知らせるピンサーチ機能と、約10秒間操作がないと自動で電源がオフになることが書かれています。仕様の詳細は、購入前に商品ページで確かめてください。
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