ゴルフの距離計は最新を選ぶべき?新機能の傾向と選ぶ前の目安
距離計を探していると、「最新モデル」「新機能」といった言葉が次々に目に入り、結局どの新しさが自分に必要なのか分からなくなってしまった人もいるのではないでしょうか。
機種の名前を追いかけても、しばらくすれば新しいものが出てきて、また迷うことになりがちです。
結論からお伝えすると、ゴルフの距離計の最新は、機種ではなく機能の進化の方向で見るのが近道です。最新だからといって、自分のラウンドで役立つとは限りません。
この記事は、ゴルフ用のレーザー距離計を販売しているU-CADDYの編集部が書いています。自社の商品に触れるのは最後の1か所だけにして、そこまでは機種名も出さず、一般的な傾向と公的な情報だけで整理しました。
読み終えるころには、新しい機能を見たときに、自分に要るかどうかを判断できるようになるはずです。
この記事で扱うのは、次の3つです。
- 最近の距離計では、小型・軽量、測定の速さと狙いやすさ、高低差や複数点の測定、充電式などの機能が目立つ
- 最新でも、自分の使い方に要らない機能なら価値は上がらない
- 選ぶ前は、使い方・競技のルール・サポートの3つを確かめる
それでは、まず機能の進化の方向から順番に見ていきましょう!

距離計の最新機能はどこが進化したか

最新の距離計と聞くと、特定の新しい機種を思い浮かべる人が多いかもしれません。
ただ、機種は次々に入れ替わるので、名前を覚えても、すぐに古くなってしまいます。
そこでここでは、機種の名前ではなく、最近の距離計で目立つ機能の進化の方向に絞って整理します。
方向が分かっていれば、どんな新製品を見ても、自分に関係のある変化かどうかを落ち着いて判断できるはずです。
なお、距離計は測定器や計測器と呼ばれることもありますが、この記事ではどれも、ゴルフ場で距離を測る同じ道具のことです。
小型・軽量で持ち歩きやすくなった
最近のレーザー距離計の説明では、小型・軽量をうたうものがよく目立ちます。
ポケットに入れたり、カートの上からさっと取り出したりしやすいので、ラウンド中の出し入れの手間が減るのが、この方向の分かりやすい利点です。
サイズの見方は、コンパクトな距離計を扱った別の記事で詳しく整理しています。ここでは、持ち運びやすさも進化の方向の1つという点だけ押さえてください。
測定が速く狙いも定めやすくなった
もう1つの方向は、狙って測る作業を楽にする機能です。
測定にかかる時間が短いことや、ピンの周辺をなぞるように動かすとピンに焦点が合う機能、視界の揺れを抑える手ぶれ補正などが、その代表です。
手ぶれ補正は、狙いを定めやすくするための機能で、距離の測定精度を上げる機能とは別のものです。仕組みの詳しい説明は、手ぶれ補正を扱った別の記事に譲ります。
測定の速さを示す数字は、測る対象や天候などの条件で変わるため、数字だけで機種を比べるのは避けたほうがよいでしょう。
高低差や複数点を扱える機種もある
打ち上げや打ち下ろしの高低差を踏まえた距離を示す機能や、複数の地点を続けて測って、地点どうしの距離を出す機能を持つ機種もあります。
グリーンまでの距離だけでなく、レイアップしたい地点までの距離も測れると、攻め方を考える材料が増えます。
高低差や複数点の細かな測り方は、この記事では扱いません。
ただし、高低差を測る機能には、使える場面が決まっているという注意点があるのです。この点は、後半の「競技やルールに合っているか」で触れる予定です。
充電式やスマホ連携も選べるようになった
電池を入れ替える代わりに、充電して使うタイプの距離計もあります。
電池切れの心配を減らしやすい一方で、充電を忘れると当日使えない、という注意点もあるでしょう。
スマホとつないで、計測の記録やコース情報を見られる機種もあります。
便利な機能ですが、使うにはアプリの対応状況や設定が関わるため、商品ページで対応の条件を確かめておきたいところです。
最新だから良いとは限らない理由

結論から言うと、最新の距離計が良いかどうかは、新しい機能が自分のラウンドで役立つかで決まります。
「新しい」ことそのものは、使いやすさの保証にはなりません。
機能が増えるほど操作は複雑になる
機能が増えると、ボタンの押し方やモードの切り替えなど、覚えることも増えます。
ラウンド中は、短い時間で測って次のショットの準備に移りたい場面が多いものです。
使いこなせない機能がたくさんあるよりも、よく使う操作がすぐ手に伸びることのほうが、実際の使いやすさにつながる場合もあります。
自分が使わない機能は価値にならない
たとえば、傾斜の少ないコースが中心なら、高低差の機能を使う場面は多くありません。
スマホとつなぐ機能も、使わないのであれば、ラウンドでの役には立たないでしょう。
新製品が出ても、いま使っている距離計が急に使えなくなるわけではありません。
また、「最強」といった強い言葉の表現も目にしますが、何を基準にした強さなのかが書かれていなければ、自分に合うかどうかは分かりません。
比べるときは、言葉の強さよりも、機能の中身が自分の使い方に合うかを見るのが確かです。
最新の距離計を選ぶ前に見る3つの目安

参考: R&A ゴルフ規則 規則4
最新の距離計を選ぶ前に、次の3つを順番に確かめると、迷いが減ります。
- 自分の使い方に要る機能か
- 競技やルールに合っているか
- サポートや保証が続くか
自分の使い方に要る機能か
まず、ラウンドで自分が何を測っているかを思い出してみてください。
ほとんどがグリーンのピンまでの距離なら、基本の測定がしっかりしていれば足ります。
バンカーや池までの距離、打ち上げ・打ち下ろしの場面をよく測るなら、複数の地点や高低差を扱える機能が役に立ちます。
測る場面と機能を結びつけて考えると、新機能の価値が見えやすくなります。
競技やルールに合っているか
競技に出る予定があるなら、機能がルールに合っているかも確認が必要です。
R&Aのゴルフ規則では、距離や方向の情報を得ることは使用できる行為として示される一方で、高低差を測ることは使用できない行為として挙げられています(出典: R&A ゴルフ規則 規則4)。
つまり、高低差の機能がある距離計を競技で使うなら、その機能を使わずに測れるかどうかも、確かめておく項目になります。
競技ごとの細かな扱いは、この記事では扱いません。
サポートや保証が続くか
新しい機能が多い距離計ほど、操作で迷ったり、思わぬ不具合に当たったりする場面も出てきます。
そのときに、問い合わせの窓口があるか、保証がどうなっているかは、商品ページに書かれているかどうかを購入前に見ておくと安心です。
機能の数だけでなく、困ったときの頼り先が分かるかも、選ぶ基準に入れておきたいところです。
買い替えを迷うときの考え方

いま使っている距離計があるなら、新しい機種が出たからといって、すぐに替える必要はありません。
いま困っている場面があるか
測り直しが多い、重くて持ち歩きたくない、電池切れが心配など、具体的な困りごとがあるかを書き出してみましょう。
困りごとが思い浮かばないなら、いまの距離計で足りている可能性が高いので、買い替えの理由はまだ弱いといえます。
新機能が困りごとを解決するか
困りごとが見つかったら、その困りごとを新しい機能が解決してくれるかを、1つずつ照らし合わせます。
たとえば、狙いが定まらず測り直しが多いなら、狙いを助ける機能が合うかもしれません。
困りごとと関係のない機能が増えただけなら、買い替えても満足は増えにくいものです。
【FAQ】距離計の最新機能の疑問

最新の機能について、よく聞かれる3つの疑問に、順番にお答えします。
最新の距離計を買えば間違いありませんか
新しいからといって、自分に合うとは限りません。
機能が自分の使い方や競技のルールに合っているか、困ったときのサポートが分かるかを、先に確かめてください。
初心者でも最新の機能は必要ですか
初心者かどうかよりも、何を測りたいかで決まります。
ピンまでの距離を知りたいだけなら、基本の測定で足ります。高低差や複数点の機能は、コースの攻め方を考えたくなってから検討しても遅くありません。
型落ちの距離計は避けたほうがいいですか
型が少し前のものでも、自分に要る機能がそろっているなら、避ける理由にはなりません。
ただし、自分に要る機能と、サポートや保証の条件は、新旧にかかわらず確認してください。
まとめ:最新より自分に要る機能で選ぼう
ここまで、距離計の最新機能の進化の方向と、最新だから良いとは限らない理由、選ぶ前の目安をお伝えしてきました。
- 最近の距離計では、小型・軽量、測定の速さと狙いやすさ、高低差や複数点の測定、充電式などの機能が目立つ
- 最新でも、自分の使い方に要らない機能なら価値は上がらない
- 選ぶ前は、使い方・競技のルール・サポートの3つを確かめる
機能は確かに進化していますが、新しいことと、自分に合うことは別の話です。
だから、新しい機能を見たら、自分の使い方に要るか、ルールに合うか、困ったときのサポートが分かるかの3つで、落ち着いて確かめてみてください。
そのうえで、いまの距離計に具体的な困りごとがないなら、焦って買い替えなくても大丈夫です!
まずは次のラウンドで、距離計を使った場面を思い出して、「あると助かる機能」を1つだけメモしてみましょう。
最後に、補足を1つだけ。
ここまでの目安で確かめたうえで、距離計を探している方にとっては、U-CADDYのレーザー距離計 POCKET PRO(Amazonの商品ページ)も選択肢の1つになります。商品ページには、ヤード専用設計であること、ピンサーチ機能、3点間距離の測定、充電式であること、1年間の製品保証が書かれています。操作で困ったときにLINE公式アカウントから確認できる、という記載もあります。これらが自分の使い方に要る機能かどうかは、この記事の目安で見て確かめてください。
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